
アクサ生命の投資信託や変額保険を検討しているものの、「本当に契約して大丈夫だろうか?」と、そのデメリットについて調べているのではないでしょうか。
インターネット上の口コミや評判を見ると、「ひどい」「やめたほうがいい」といった厳しい意見もあり、不安に感じるのは当然です。主力商品であるユニットリンクは、死亡保障などを確保しながら資産形成を目指せる投資型保険ですが、手数料の仕組みや運用実績、元本割れのリスクなど、契約前に知っておくべき注意点が数多く存在します。
また、ほったらかしで資産が増えるのか、投資保険として成功するためにはどうすれば良いのか、NISAとは何が違うのか、といった具体的な疑問も尽きないでしょう。一方で、「入ってよかった」という声があるのも事実です。
この記事では、アクサ生命の投資信託が持つデメリットを、手数料や仕組み、実際の評判といった多角的な視点から徹底的に掘り下げて解説します。あなたの資産形成における重要な判断の一助となれば幸いです。
- アクサ生命の投資信託(ユニットリンク)が持つ具体的なデメリット
- 手数料の仕組みや他の投資(NISAなど)との違い
- 本当に「やめるべき」なのか、口コミや評判からわかる実態
- メリットや成功事例を含めた総合的な判断材料
アクサ生命の投資信託が抱えるデメリットとは
- そもそも投資保険のデメリットは何か?
- ユニットリンクなど変額保険の手数料
- ほったらかし運用は本当に可能なのか
- 投資信託には死亡保障が付いている?
- ユニットリンクとNISAの違いは何ですか?
そもそも投資保険のデメリットは何か?

アクサ生命の「ユニット・リンク」などを検討する前に、まずは土台となる「投資保険(投資型保険)」が共通して持つ一般的なデメリットを理解しておくことが大切です。
投資保険とは、支払った保険料の一部を保険会社が国内外の株式や債券などで運用し、その運用実績によって将来受け取る保険金や解約返戻金が変動する保険商品を指します。保障と資産形成を同時に行える点が魅力ですが、主に以下のデメリットが考えられます。
元本保証がなく、損失のリスクがある
投資保険における最大のデメリットは、元本保証が存在しない点です。
運用がうまくいけば資産は増えますが、逆に経済情勢の悪化などで運用が振るわなかった場合、払い込んだ保険料の総額を下回る、いわゆる「元本割れ」が発生する可能性があります。運用成果は全て契約者の自己責任となるため、預貯金とは異なり、資産が減るリスクを許容する必要があります。
手数料が複雑でコストが高くなりやすい
投資保険は、純粋な投資信託と比較して手数料が複雑で、トータルコストが高くなる傾向にあります。
具体的には、死亡保障などを維持するための「保険関係費用」と、資産を運用するための「資産運用関係費用」が二重でかかる構造になっています。これらの費用が保険料から差し引かれるため、運用成績が良くても、手数料を差し引くと期待したほど資産が増えないケースも少なくありません。
インフレに弱い可能性がある
運用実績によっては、物価の上昇率(インフレ率)に資産の増加率が追いつかず、実質的な資産価値が目減りしてしまうリスクも考えられます。もちろん、これは現金で保有している場合も同様ですが、「資産形成」を目的とする以上、インフレ率を上回る運用成果を目指す必要がある点は念頭に置いておくべきです.。

専門家ゆう
このように、投資保険は「保障」と「投資」の性質を併せ持つからこそのデメリットが存在します。これらの基本を理解した上で、アクサ生命の商品を見ていくことが大切ですよ。
ユニットリンクなど変額保険の手数料

アクサ生命の主力商品である「ユニット・リンク」は変額保険の一種であり、そのデメリットを語る上で手数料の問題は避けて通れません。手数料は運用リターンを直接的に押し下げる要因となるため、どのような費用が、いつ、どれくらいかかるのかを正確に把握することが不可欠です。
ユニット・リンクにかかる手数料は、大きく分けて以下の3つに分類されます。
1. 保険関係費用
これは、死亡保障などの「保険」としての機能を維持するために必要なコストです。保険料から毎月差し引かれます。
- 保険契約の締結・維持にかかる費用: 契約の初期費用や管理費用などです。保険料や契約年齢、性別などによって変動します。
- 保障にかかる費用(死亡保険金など): 万が一の際の保障に充てられる費用です。年齢が上がるにつれて高くなる傾向があります。
これらの費用は、運用に回される前の保険料から直接引かれるため、支払った保険料の全額が投資されるわけではない点を理解しておく必要があります。
2. 資産運用関係費用
これは、投資信託の運用そのものにかかるコストです。運用資産(特別勘定資産)から日々差し引かれます。
信託報酬(運用管理費用)がこれにあたり、選択する特別勘定(投資信託のファンド)によって年率0.154%~1.991%程度(2024年時点、税込)と大きな幅があります。どのファンドを選ぶかによって、将来のリターンに значительная (znachitel’naya) 差が生まれる可能性があります。
公式サイトによると、具体的な信託報酬は各特別勘定のページで確認できるとされています。(参照:アクサ生命公式サイト 特別勘定)
3. 解約控除
前述の通り、契約後、特に保険料払込期間中の早期に解約した場合にかかるペナルティ費用です。ユニット・リンクでは、契約から10年未満で、かつ保険料払込期間中に解約した場合に適用されます。
解約控除額は経過年数に応じて徐々に減少しますが、特に契約初期の控除額は大きくなるため、短期で解約すると払い込んだ保険料を大幅に下回る可能性が非常に高くなります。この点は、契約を検討する上で最も注意すべきデメリットの一つと言えるでしょう。

専門家ゆう
「保険関係費用」と「資産運用関係費用」が両方かかる点が、NISAなどで直接投資信託を購入する場合との大きな違いです。このコスト構造を許容できるかが、一つの判断基準になりますね。
ほったらかし運用は本当に可能なのか

「保障も準備しつつ、将来のためのお金も“ほったらかし”で増やしたい」と考える方にとって、ユニット・リンクは魅力的に映るかもしれません。しかし、完全に「ほったらかし」で最適な成果が得られるほど甘い商品ではない、という点がデメリットとして挙げられます。
確かに、一度設定すればあとは保険会社が運用してくれるため、日々株価をチェックするような手間はかかりません。その意味では「ほったらかし」に近いと言えます。
ただし、最適な運用成果を目指すためには、いくつかのポイントで契約者自身の判断が求められます。
定期的なポートフォリオの見直し(リバランス)
ユニット・リンクでは、リスク特性の異なる複数の特別勘定(ファンド)を自分で組み合わせて運用します。時間の経過とともに相場が変動すると、当初設定した資産配分のバランスが崩れていきます。
例えば、株式ファンドの価値が上がり、当初50%だった比率が70%になった場合、ポートフォリオ全体のリスクが意図せず高まっている状態になります。これを元のバランスに戻す「リバランス」という作業を、少なくとも年に1回程度は行うことが推奨されます。
経済情勢に合わせた特別勘定の変更
世界経済の動向は常に変化しています。好景気の局面では株式中心のアグレッシブな運用が有効かもしれませんが、景気後退が予測される局面では債券の比率を高めるなど、経済の大きな流れに合わせて運用方針を見直すことも大切です。これを全く行わない場合、大きな下落相場で資産を大きく減らしてしまう可能性があります。
したがって、「契約後は完全に放置でOK」と考えるのは危険です。もちろん、長期的な視点でじっくり資産を育てるのが基本ですが、最低限のメンテナンスは必要であり、それを怠ることが結果的にデメリットにつながるのです。
投資信託には死亡保障が付いている?

この質問は、ユニット・リンクのような変額保険と、一般的な投資信託(NISAなどで購入するもの)を混同している方からよく聞かれます。答えを明確にすると、一般的な投資信託に死亡保障は付いていません。一方で、アクサ生命のユニット・リンクには付いています。
これは、両者の根本的な性質の違いに起因します。
ユニット・リンクは「保険商品」
ユニット・リンクの正式名称は「ユニット・リンク保険(有期型/終身型)」であり、あくまで生命保険の一種です。そのため、契約者(被保険者)が死亡または所定の高度障害状態になった場合、運用成績に関わらず、契約時に定めた「基本保険金額」が最低保証されます。
運用が好調で、その時点の積立金額が基本保険金額を上回っていた場合は、積立金額の方が死亡保険金として支払われます。つまり、「基本保険金額」と「その時点の積立金額」のどちらか大きい方が受け取れる仕組みです。
この万が一の際の保障機能があることが、単なる投資信託との最大の違いであり、メリットでもあります。
一般的な投資信託は「金融商品」
一方、証券会社などで購入する一般的な投資信託は、純粋な資産運用のための金融商品です。そのため、死亡保障のような保険機能は一切ありません。保有者が亡くなった場合、その時点での評価額が相続財産として扱われることになります。

専門家ゆう
「保障は不要で、とにかく効率よく資産を増やしたい」という方は投資信託(NISAなど)、「万が一の保障を確保しながら、インフレに負けない資産形成も目指したい」という方は変額保険、というように目的によって選ぶべき商品が異なります。保障が付いている分、手数料が高くなるのが変額保険のデメリット、と整理すると分かりやすいですね。
ユニットリンクとNISAの違いは何ですか?

「資産形成を始めたい」と考えたとき、多くの方が比較検討するのがアクサ生命のユニット・リンクのような変額保険と、NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)でしょう。両者は似ているようで、その目的や仕組みは大きく異なります。どちらが自分に合っているか判断するために、その違いを正確に理解しておくことが大切です。
ここでは、主な違いを表形式で比較してみましょう。
| 項目 | ユニット・リンク(変額保険) | NISA(新NISA) |
|---|---|---|
| 目的 | 死亡保障 + 資産形成 | 資産形成(非課税) |
| 商品の種類 | 生命保険 | 投資信託・株式などを購入する制度 |
| 保障機能 | あり(死亡・高度障害保障) | なし |
| 手数料 | 保険関係費用 + 資産運用関係費用 | 資産運用関係費用(信託報酬など)のみ |
| 税制 | 運用益は非課税(保険金・解約金受け取り時に課税) 生命保険料控除の対象 | 運用益・配当金などが非課税 (年間投資枠・生涯非課税限度額あり) |
| 資金の流動性 | 低い(早期解約は解約控除あり) | 高い(いつでも売却可能) |
このように比較すると、違いは一目瞭然です。
ユニット・リンクは、「万が一の保障」という土台の上に「資産形成」を乗せたハイブリッド型の商品です。そのため、純粋な投資商品であるNISAに比べて手数料が高くなるのは、保障コストが含まれているためと理解できます。生命保険料控除が使えるという税制上のメリットもあります。
一方、NISAは国が個人の資産形成を後押しするための優遇税制です。運用益が非課税になるという強力なメリットがあり、投資効率だけを考えれば、NISAの方が有利になるケースが多いでしょう。また、いつでもペナルティなしで現金化できる流動性の高さも魅力です。
それぞれのデメリットを理解し、ご自身のライフプランや資産状況に合わせて最適な手段を選択することが何よりも重要です。両方を組み合わせて活用するという考え方もあります。
評判から探るアクサ生命の投資信託のデメリット
- 実際の口コミや評判をチェック
- 「ひどい」「やめるべき」の声は本当か
- なぜ「やめたほうがいい」と言われるのか
- 「入ってよかった」成功した人の実績
- 投資型保険のアクサ生命保険のデメリット
- 総括!アクサ生命の投資信託のデメリット
実際の口コミや評判をチェック

アクサ生命のユニット・リンクを検討する上で、実際に加入している人や過去に加入していた人の生の声、つまり口コミや評判は非常に参考になります。ここでは、インターネット上で見られるポジティブな意見とネガティブな意見の両方を客観的に見ていきましょう。
ポジティブな口コミ・評判
まず、肯定的な意見としては、以下のようなものが見られます。
- 「世界経済が好調な時期に加入し、10年で払込額の1.5倍になった。保障も付いてこのリターンは満足」
- 「担当者が親身に相談に乗ってくれて、定期的な見直しの連絡もくれるので安心」
- 「NISAもやっているが、これは強制的に長期積立ができるので、意思が弱い自分には合っている」
- 「死亡保障を確保しながらインフレ対策ができるのが良い」
これらの評判からは、相場が良い時期に長期運用できたことによる成功体験や、担当者のサポート、そして保険ならではの強制力がプラスに働いている様子がうかがえます。
ネガティブな口コミ・評判
一方で、もちろん否定的な意見も少なくありません。
- 「手数料が高すぎて、運用で利益が出てもほとんど手数料で消えてしまう」
- 「リーマンショックのような暴落時に大きく元本割れして、怖くなって解約してしまった」
- 「営業の人に『銀行預金より良い』と勧められて入ったが、リスクの説明が不十分だった」
- 「もっと手数料の安い投資信託をNISAでやればよかったと後悔している」
ネガティブな評判の多くは、やはり手数料の高さと元本割れリスクに集中しています。また、加入時の説明不足や、他の金融商品との比較を怠ったことによる後悔の声も目立ちます。

専門家ゆう
口コミは個人の感想であり、加入した時期の相場環境や担当者、個人の金融リテラシーによって大きく左右されることを忘れないでください。あくまで参考情報として、デメリットとメリットを両面から捉えることが大切です。
「ひどい」「やめるべき」の声は本当か

口コミサイトやSNSで、アクサ生命のユニット・リンクに対して「ひどい」「やめるべき」といった非常に強い言葉を見かけることがあります。こうした厳しい評価が生まれる背景には、いくつかの共通した要因が考えられます。
これらの声が全くの嘘というわけではなく、実際にそう感じた人がいるのは事実です。では、なぜ「ひどい」と感じる事態に陥ってしまうのでしょうか。
1. 期待したリターンが得られなかった(元本割れ)
最も大きな原因は、やはり運用成績の不振です。「銀行預金よりマシ」「将来大きく増える」といった期待を持って加入したものの、経済の悪化などで運用がうまくいかず、元本割れを起こしてしまったケースです。特に、リーマンショックやコロナショックのような大きな下落相場を経験すると、損失額が大きくなり、「こんなはずではなかった」という強い不満につながります。
2. 手数料の高さを後から知った
契約時にはあまり意識していなかったものの、後から手数料の仕組みを詳しく調べ、「こんなに多くの費用が引かれていたのか」と気づくケースです。特に、同じような投資信託をNISAなどで運用した場合のコストと比較して、保険関係費用の上乗せ分が「無駄だ」と感じてしまうと、「ひどい商品だ」という評価になりがちです。
3. 営業担当者の説明不足や不適切な勧誘
「リスクについての説明がほとんどなく、メリットばかりを強調された」「老後の資金はこれ一つで大丈夫、と断定的に言われた」など、加入時の説明に問題があったと感じるケースも少なくありません。変額保険は仕組みが複雑なため、売り手側が顧客の理解度を十分に確認せずに契約を進めてしまうと、後々のトラブルや不満につながりやすくなります。
したがって、「やめるべき」かどうかは一概には言えず、その人の目的やリスク許容度によって結論が変わってくるのです。
なぜ「やめたほうがいい」と言われるのか

「ユニット・リンクはやめたほうがいい」という意見は、主にこの商品が向いていない人が存在するために生まれます。万能な金融商品は存在せず、誰にでもお勧めできるわけではありません。では、具体的にどのような人が「やめたほうがいい」のでしょうか。
短期間でお金が必要になる可能性がある人
前述の通り、ユニット・リンクには10年未満の解約控除という重いペナルティがあります。そのため、数年以内に住宅購入の頭金や子供の教育費などでまとまった資金が必要になる可能性がある人には全く向いていません。あくまで10年、20年といった超長期で使う予定のない余裕資金で運用するのが大前提です。
投資のコストを1円でも安く抑えたい人
保障機能は不要で、「とにかく効率的に資産を増やしたい」という投資効率最優先の人も、やめたほうがいいでしょう。保障コストである保険関係費用がかからない分、NISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)などを活用して低コストのインデックスファンドに投資した方が、リターンは高くなる可能性が高いからです。
元本割れのリスクを全く許容できない人
これは言うまでもありませんが、元本が1円でも減るのが絶対に嫌だという安定志向の強い人には不向きです。投資である以上、元本割れのリスクは常に付きまといます。このような方は、個人向け国債や定期預金など、元本が保証されている金融商品を選ぶべきです。

専門家ゆう
自分がこれらのタイプに当てはまるかどうかを冷静に判断することが、後悔しないための第一歩です。「やめたほうがいい」という意見は、こうしたミスマッチを防ぐための警鐘と捉えるのが良いでしょう。
「入ってよかった」成功した人の実績
一方で、「ユニット・リンクに入ってよかった」と満足している人たちがいるのもまた事実です。デメリットばかりが注目されがちですが、成功している人たちの共通点や実績を見ることで、この商品を有効活用するためのヒントが見えてきます。
長期・積立・分散投資を徹底している
成功している人の多くは、「長期・積立・分散」という投資の王道を実践しています。
相場が良い時も悪い時も、一喜一憂せずにコツコツと保険料の支払いを続けることで、価格が安い時には多くの口数を買い、高い時には少なく買う「ドルコスト平均法」の効果を最大限に享受しています。10年、20年という長い時間をかけることで、短期的な価格変動のリスクを平準化し、複利効果で資産を雪だるま式に増やしていくのです。
保障と資産形成の両立という目的に合致している
「万が一の際の家族への保障も必要だけど、老後の資金も準備したい」というように、保障と資産形成の両方をバランス良く実現したいというニーズに、ユニット・リンクがぴったり合致したケースです。別々に保険と投資を管理するのが面倒だと感じる人や、一つの窓口で完結させたい人にとっては、合理的な選択となり得ます。
運用実績も公開されている
アクサ生命の公式サイトでは、各特別勘定の運用実績が定期的に公開されています。例えば、世界各国の株式に分散投資する「世界株式プラス」などのファンドは、設定来で良好なパフォーマンスを上げているという情報もあります。
もちろん過去の実績が将来を保証するものではありませんが、長期的に見れば世界経済の成長の恩恵を受けて資産が増加している実績があることは、加入者にとって心強い材料となります。
(参照:アクサ生命公式サイト 特別勘定)
「入ってよかった」と感じるためには、商品の特性を深く理解し、自身の目的と合致しているかを見極め、そして何より長期的な視点で腰を据えて取り組む覚悟が必要不可欠なのです。
投資型保険のアクサ生命保険のデメリット

ここまで様々な角度からデメリットを解説してきましたが、最後に「投資型保険としてのアクサ生命保険」という視点で、これまでのデメリットを総括します。
アクサ生命のユニット・リンクが抱えるデメリットは、大きく分けると「商品構造に起因するデメリット」と「契約者の使い方に起因するデメリット」の2つに整理できます。
商品構造に起因するデメリット
これは、ユニット・リンクという商品そのものが持つ、避けがたい性質です。
- 手数料体系の複雑さ: 保険関係費用と資産運用関係費用の二重構造であり、純粋な投資信託よりもコストが高くなる。
- 元本保証の不在: 運用成績次第で払い込んだ保険料を下回るリスクがある。
- 流動性の低さ: 早期解約には解約控除というペナルティがあり、資金が長期間拘束される。
これらのデメリットは、この商品を選ぶ以上、受け入れなければならない前提条件です。
契約者の使い方に起因するデメリット
一方で、以下は契約者の知識や行動によって発生しうる、あるいは軽減できるデメリットです。
- 不適切な商品選択: 自身の目的(短期的な資産形成など)に合っていないのに契約してしまう。
- 運用への無関心: 経済情勢が変わってもポートフォリオの見直し(スイッチングやリバランス)を一切行わず、機会損失や過大なリスクを招く。
- 短期的な視点での判断: 相場の一時的な下落に動揺し、狼狽売り(解約)をして損失を確定させてしまう。

専門家ゆう
つまり、アクサ生命の投資型保険で失敗しないためには、まず商品構造のデメリットを完全に理解・許容した上で、契約者自身も「運用者」であるという意識を持ち、長期的な視点で適切に関わっていく必要がある、ということです。これができないのであれば、他の金融商品を選んだ方が良い結果になる可能性が高いでしょう。
総括!アクサ生命の投資信託のデメリット
この記事では、アクサ生命の投資信託(ユニット・リンク)について、そのデメリットを中心に多角的に解説してきました。最後に、本記事の重要なポイントをまとめます。
- アクサ生命の投資信託は元本保証のない変額保険である
- ユニットリンクは死亡保障と資産運用を兼ねた投資型保険商品
- 保険関係費用と資産運用関係費用の二重の手数料が発生する
- 純粋な投資信託(NISAなど)と比較してコストは割高になる傾向
- 契約から10年未満の短期解約は解約控除で元本割れリスクが高い
- 運用成果は全て契約者の自己責任となる
- 口コミには手数料の高さや元本割れに対する不満の声がある
- 一方で長期運用による成功事例や保障機能を評価する声も存在する
- 「ひどい」「やめるべき」という評判は商品とのミスマッチが主な原因
- 短期的な資金ニーズがある人やコスト最優先の人には不向き
- NISAは資産形成に特化し、ユニットリンクは保障機能が付帯する
- 死亡保障や高度障害保障が確保できる点は明確なメリット
- ほったらかし運用は可能だが定期的なポートフォリオの見直しが推奨される
- 自身の投資目的とリスク許容度を明確にすることが最も重要
- 契約前には必ず複数の金融商品と比較検討することが不可欠


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